エコキュートのお湯は飲用水にできる?
最終更新日 2016.3.7
mizuwonomu.jpg

エコキュートを使用する場合、貯湯タンクに溜まったお湯は飲んではいけないという意見が多いですね。
そうなると、「お湯を飲みたいときどうすればよいの?」と疑問に思っている方もいるでしょう。ここではエコキュートを使用するとき、飲用としての使い分けについて紹介していきます。

貯湯タンクのお湯は飲まない方が良い?

貯湯タンクに溜まっているお湯はタンクの品質に問題がなければ飲んでも別に人体への悪影響はないでしょう。実際、エコキュートで作られたお湯を使ってお茶を飲んでいる人もいますからね。

ただメーカー側からも「タンクのお湯は飲用としてはお勧めできない」というような記載がされているはずです。なぜなら経年劣化によって貯水タンク内の汚れや錆などが出てきてしまう可能性もあるから。

貯湯タンクから給水までの配管にかけて全くサビなどの汚れや菌がないとも言い切れません。またお湯を使用しないでずっと溜め込んだ状態だと水質自体が悪化している可能性もあります。

ただお湯を貯蓄しているということは水温が90度以上まで上昇し、細菌の繁殖を防ぐ状況になっています。サビなどがまだ出ていない貯湯タンクなら雑菌が繁殖している可能性は極めて少ないです。

念のためエコキュートを切って水道水を飲用

衛生面で少しでも不安に思うならエコキュートを切って普通の水道水を使用しましょう。
最近では手軽なシングルレバー混合水栓タイプのシンクも流行っています。簡単に水道水とエコキュートのお湯を切り替えられるというものです。

エコキュートにしたからといって水を使うときにすべてエコキュートのお湯でなければいけないということではないです。水道水を使って電気ケトルなどでお湯を沸かしてコーヒーやお茶などを作れば安全性はより高まります。

エコキュートのお湯を飲用として使いたいなら

エコキュートのお湯を飲用として使いたいなら定期的なメンテナンスが必要です。
「貯湯タンクの中にはお湯しか入っていないから大して汚れないだろう」と思いがちですが、全く掃除をしないと、どうしても垢やマグネシウムが残って汚れが付着してしまうんですよ。

例えば、家にある電気ケトルや電気ポットでも数ヶ月して中を見てみると、内側にちょっとした汚れがついていることがあるかと思います。

これは水に含まれているカルシウムやマグネシウムが酸化したもの。クエン酸などを使って洗浄しないと汚れがこびりついたままになってしまいます。

それと同じように貯湯タンクの中も定期的に掃除しないと汚れが溜まってきてしまいます。
まだ劣化が見られない最初の数年は、数年に1回程度のメンテナンスで十分ですが、気にされる方は半年に1回程度は行った方が良いですね。
メーカーによっては「3ヶ月点検」など実施し、定期的に作業員の方が点検することもあるくらいです。

以上、エコキュート使用時の水の飲用について紹介しました。
エコキュートでもそのままお湯を飲用として使うこともできなくはありませんが、メンテナンスをしっかりしておくということが最低条件になります。

つぎに、エコキュートのメンテナンスが実際どのくらい必要か、おはなししますね。

エコキュートのメンテナンスはどのくらいの周期で行うべき?

エコキュートは光熱費を節約できるものとして人気を集めています。
初期費用こそ高いものの、ランニングコストで見ていけば結果的に安いという意見が大半です。

ただそこにはメンテナンス費用が計算されていないことが多いです。どのぐらいの周期でメンテナンスを行うのか見ていきましょう!

エコキュートのメンテナンス周期とは

エコキュートのメンテナンスはメーカーにもよりますが、年に2、3回程度実施するケースがほとんどです。
チェックが必要なのは漏電遮断器の確認、逃し弁、水漏れ点検など。特に消耗が激しいの逃し弁、減圧弁は経年劣化しやすいところなので定期点検が必要です。

そして給水用具となっている逆流防止装置もしっかり機能しているのか確認する必要があります。飲み水ではなくお風呂のお湯として使うケースが多ければ、3年に1回程度の定期点検でも充分とされています。

設置してから1、2年は保証期間として無料メンテナンスを実施するケースが多くなっています。ただ保証期間が過ぎ、有料になると1回の点検で1万円ほどかかる可能性が高いです。

どんなところを点検するの?

どのメーカーでも確認する箇所として挙げられるのは下記のようなものがあります。

・配管の水漏れやサビの確認
・電気の絶縁チェック
・逃し弁の水漏れ確認
・貯湯ユニッ、トヒートポンプ、ユニット配管のフィルター洗浄
・減圧弁の点検
・貯湯タンクの沈殿物排除
・逆流防止装置の動作確認

上記のような作業が発生し、1時間ほどチェックする必要があります。
電気は正常に作動しているか、部品の劣化はないか、水漏れはないか、清掃は行き届いているかなどをチェックしていきます。

メンテナンス費用はどれぐらいかかる?

状態によって料金もまちまちなので、ここでは暫定的な金額を出してみましょう。仮に10年間として、どれぐらいの費用がかかるか計上してみました。

3年目から定期点検を毎年1回必ず行う
1万円×7年=7万円

修理が発生した場合
電気混合弁故障:3万円
基盤交換:10万円
逃し弁部品交換:8,000円
バルブ部品交換:5,000円
出張費:5,000円

上記のように少なくとも定期点検で7万円、修理が必要な場合別途数万円かかることが予想されます。つまり10年間でメンテナンス費用だけでも10万円前後はかかる可能性が高いということです。

この費用を差し引いてそれでも光熱費が安くなるかどうかは、10年以上修理が必要ないことが条件になってきそうです。

以上、エコキュートのメンテナンスについてご紹介しました。
地球環境にやさしい、再生可能エネルギーを精算する、省エネなシステムであることで、ぜひ使ってみたいエコキュート!
ではありますが、単純に初期費用たけでなく将来的にどれぐらいお金がかかりそうなのかも考えて計算して、導入したほうが良いですね。

 
関連記事
  • 自宅のゴミを減らせるエコアイディアとは
  • 冷蔵庫の購入は省エネ効果をチェックせよ!
  • 家庭で水道料金が掛かるものベスト3とは?
  • ケース別水道料金一覧を紹介!お風呂は?トイレは?
  • スマホにまつわる節約術5選!
  • お風呂にまつわる節約術5選!
  • 水道代を減らす5つのワザとは
  • 洗濯機の間違った使用方法とは!?電気代がムダに掛かる?
  • あなたはいくつ知っている?掃除機の節約豆知識
  • 些細なことが節電に!知って得するテレビ節電方法
  • 節電効果があって見た目もきれいな緑カーテンの作り方とは!
  • 誰でも簡単に実践できる5つの冷蔵庫節約方法とは
  • みんなが知らない冷蔵庫節約術!驚きの節電方法とは
  • 電力の自由化で東京電力は「東京電力エナジーパートナー」に
  • こたつとセラミックファンヒーターの電気代比較
  • 暖房器具はどれが1番電気代が安いの?
  • パソコンは消したほうがいい?つけっぱなし?
  • 寒い冬の節約術:温冷浴で湯冷め解消~!
  • 足元から温める秘策!
  • 寒い冬はすきま風対策が大切!
  • 夏本番!暑い夏のクーラー対策!
  • 必読!節電術!電力会社の契約の見直し
  • クールシェア、ウォームシェアで節約!
  • いらない電気は消してね!
  • 暑い夏を乗り切る節電術!電気を止める?!