停電が多くなる?

電力自由化で最も心配されているのが、供給不安定による停電です。実際のところどうなるんでしょう?停電の事例を振り返りつつ、停電を防ぐ方法について解説します。

カリフォルニア電力危機
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自由化に伴うデメリットとしてもっともよく挙げられる例が、カリフォルニア電力危機です。

簡単に説明すると、2001年ごろ、自由化の制度上の問題で、電力事業で避けられない逆ざや構造ができてしまい、電気の売り渋りが発生、極めて深刻な電力不足になり、輪番停電や電力会社の倒産などの事態に至ったという事例です。

段階的な料金上限制度や、環境規制、シリコンバレーの電力需要増大、猛暑など、様々な要因があったとされていますが、最も大きな要因は、逆ざや構造を許容する制度であり、またそれを補填する仕組みがなかったことと考えられています。

予想される停電

ここで、電力不足によってどのような停電が起こるのか、解説します。

電気は貯められないため、使う分を常に発電する必要があります。猛暑などで極端に電力需要が増えると、発電が追いつかなくなりますが、そのときには降圧や瞬断という現象が起こります。

降圧は、供給電圧が下がる現象、瞬断瞬間的に給電が止まる現象です。瞬断が発生すると、デスクトップPCなどは電源が落ちるため、業務上PCを使う場合などは影響が大きいと考えられています。

また長期的に電力が不足する場合は、輪番停電が実施されます。

しかし!停電は防げる!

カリフォルニア電力危機は、明らかに制度上の問題による人災であるため、制度を改善すれば防ぐことができます。

日本の電力自由化では2020年まではどの新電力会社も各エリアの大手電力会社の送電線を使い、もし電力供給ができない場合には、大手電力会社が電力を補てんしてくれるシステムになっているので、停電になることはありません。まずは安心して使えるしくみとなっています。

 
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